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那珂のあまや座で短編アニメ「劇場版ごん」、県内初上映へ

「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX - 」©TAIYO KIKAKU Co., Ltd. / EXPJ, Ltd

「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX - 」©TAIYO KIKAKU Co., Ltd. / EXPJ, Ltd

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 那珂市のミニシアター「あまや座」(那珂市瓜連)で6月6日、児童文学「ごんぎつね」をストップモーションアニメ化した劇場用短編アニメ「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX - 」を上映する。

「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX - 」メイキングの様子©TAIYO KIKAKU Co., Ltd. / EXPJ, Ltd

 アップリンク吉祥寺(東京都武蔵野市)で2月28日から1週間限定で上映が始まった同作。7日間全回満席などの記録から、約1カ月の上映延長となった。新型コロナウイルスの影響による映画館休館などで、全国上映が危ぶまれていたが、映画館の営業再開と共に全国で上映が始まる。

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 同作は、小学校の教科書にも掲載されている新美南吉原作の児童文学「ごんぎつね」に新たな解釈を加えたストップモーション・アニメーション短編作品。美しく豊かな日本の自然や季節のめぐり、動植物と人との関わりを描く。

 映画制作を手掛けた太陽企画によると、同作ではストップモーションアニメ化に当たり、原作に新たな解釈を加え、ごんと兵十の関係を際立たせ、2つの視点でごんを描いたという。小ぎつね・ごんから見た世界では人間と同じ二足歩行のキャラクターとし、人間から見た世界では四足歩行に仕上げた。「視点を使い分け、動物と人間の垣根が引き起こす悲劇を、普遍的な問題へと昇華させた」と八代健志監督。

 監督の八代健志さんは、プラネタリウムで上映されているコマ撮り作品「ノーマン・ザ・スノーマン」シリーズなどの監督で知られる人形アニメーション作家。八代監督率いるチーム「TECARAT(テカラ)」が、渾身(こんしん)のクラフト人形と美術制作に1年、撮影に10カ月を費やしたという。

 八代監督は脚本、アニメーション、人形・美術造形なども担当。声優は、「若おかみは小学生!」にも出演した子役の田中誠人さん、声優の入野自由さんらが務める。

 八代監督は「営業を再開した劇場で、本作を上映していただけることをとてもうれしく思う。新しい生活様式の中で足を運んでいただいた皆さんに楽しんでいただき、何らかの糧になれば」と話す。

 上映時間は、6月6日~12日=14時30分~15時8分、6月13日~19日=9時30分~10時8分。

 「あまや座」は現在、新型コロナウイルス感染対策として予約制の鑑賞となっている。申し込み・問い合わせは電話(TEL029-212-7531)またはメールで受け付ける。

 館内のアルコール消毒の設置、入替時間の場内換気や除菌、空気清浄器の数カ所設置のほか、余裕を持った入替時間の設定、座席数を3分の1程度(13席)に制限するなどしている。

 来館・鑑賞時は、マスクの着用が必要で、来館時には手指のアルコール消毒、手洗いを勧める。受付時に連絡先の記入がある。6月4日現在、県外からの来園を控える呼び掛けを行っている。

 入場料は、大人=1,700円、60歳以上=1,100円、大学生=1,100円、中高校生=1,000円、小学生以下=500円。営業時間は9時30分~21時。水曜定休。