国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)で5月30日、1万発の花火を音楽に合わせて打ち上げるイベント「ひたちなか大草原の花火と音楽~一万発のHANABIイリュージョン~」が開催される。開催は水戸藩開藩四百年を記念したもの。沖縄県の「琉球海炎祭(2004年~)」のように、花火と音楽を融合させた壮大な内容になる予定。
当日、14時からは特設ステージで音楽ライブ「草原音楽祭・初夏編」を開催。盲目のテノール歌手新垣勉さんの公演や多数のアーティストの演奏を予定するほか、「茨城グルメ」をテーマとした屋台が出店、来場者に地元の食文化を紹介する。
花火の打ち上げは18時50分から1時間。老舗の丸玉屋小勝煙火店(東京都府中市)と、地元茨城の野村花火工業(水戸市新原1)が、コンピューター制御による緻密(ちみつ)な演出で1万発の花火打ち上げと音楽のコラボを繰り広げる。中には、水戸藩開藩400年に関連した作品も含まれるという。県内外から約3万人の集客を見込み、今後、初夏のイベントとして定着させていく予定。
入場券は1人=3.000円、2人パック=5,000円、6人パック=10,000円、10人パック=15,000円。ローソンチケットで販売している。問い合わせは、同委員会事務局(TEL:0180-993-120)まで。