ひたちなか市の阿字ヶ浦海岸で9月26日、「ビーチライフふれあいフェスティバルIN阿字ヶ浦」が開催され、家族連れを中心に約3,000人が参加、なぎさ遊びを楽しんだ。
近年、波による浸食が激しく、美しい砂浜が失われつつある同海岸を「自分たちでできることから実践しよう!」をテーマに、ゴミ拾いなどの環境改善やイベントを通じて復興させていこうと開催されるもの。今年で4回目。当日は、ビーチヨガやフラダンスなどのステージイベントをはじめ、ビーチフラッグス、ビーチ相撲、塩作りや地引網体験などが行われた。4人制のビーチバレー大会「阿字LOVEカップ」ではビーチバレーアテネ五輪代表の徳野涼子さんをゲストに招き、熱戦が繰り広げられた。
「海辺を守ることは、砂浜の再生や環境保護だけでなく、地元ボランティアの育成など人づくりも大切」とイベントをバックアップする日本ビーチ文化振興協会の時川修さん。同イベントは阿字ヶ浦・磯崎里浜づくり実行委員会が中心となり、約200人の地元ボランティアが参加している。