「茨城を元気に」という願いを込めた動画「いばらき応援プロジェクトMOVIE」が現在、動画サイトや水戸市内施設のデジタルサイネージで公開されている。製作は茨城放送。
動画は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、映像制作会社「インフ・ティーフォー」社長の飛弾浩志さんが発案。4月上旬から茨城放送と企画を進め、動画に登場する団体や施設などに呼び掛け、撮影、編集などを行った。
出演団体は、野球スポーツ少年団のオール東海ジュニア、県常陸牛振興協会、日立市かみね動物園など。
動画では、新型コロナ収束を願うと共に、今の苦しい時期を一丸となって乗り越え、日常生活を取り戻そうというメッセージを込める。インフ・ティーフォーの佐野あかねさんは「制作が決まった当初は、動画を通して移動自粛後に県外の人が茨城に来るきっかけになればと思っていたが、次第に『地元の人も頑張っています』と県民の方に伝えたいという思いに変わっていった」と振り返る。
スタッフや動画出演者は全てボランティア。茨城県内23カ所を回り、70人以上の協力を得て完成にこぎ着けた。出演者が持つボードのメッセージには出演者がそれぞれの思いを記す。
動画はユーチューブの茨城放送ユーチューブチャンネルをはじめ、行方市ウェブサイト、M-SPO(水戸市南町)のデジタルサイネージなどで公開する。