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水戸在住のフォトグラファーが大洗磯前神社に作品奉納 雷と海の中の鳥居

奉納した「海の中に立つ鳥居と荒れ狂う雷のコラボレーション」(写真提供=スケガワさん)

奉納した「海の中に立つ鳥居と荒れ狂う雷のコラボレーション」(写真提供=スケガワさん)

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 水戸市出身在住のフォトグラファー「スケガワ」さんが6月23日、雷と海の中の「神磯の鳥居」を写した写真作品を大洗磯前(いそさき)神社(大洗町磯浜町)に奉納した。

「夜光虫の光で幻想的な大洗・神磯の鳥居」(写真提供=スケガワさん)

 スケガワさんは水戸市出身。大学在学中にカメラに出合い、写真を撮る楽しさやカメラの奥深さにのめり込んだという。「当時は趣味がなく、カメラのかっこ良さに引かれた。最初はただただ撮影することが楽しかった」と振り返る。学業の傍ら、コツコツとアルバイトでお金をため約30万円でカメラを購入。どこに行くにも持ち歩き腕を磨いたという。

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 奉納した写真は、2018(平成30)年の夏に撮影したもの。枝分かれした雷が光を放つ空と海の中にそびえる大洗磯前神社の「神磯の鳥居」を写した。スケガワさんは「一度家に帰ろうと思ったが、雷が珍しく縦ではなく枝分かれするタイプだったので『これは撮影しなくては』と引き返した」と話す。ツイッターで投稿したところ、人づてに同神社に伝わったという。6月上旬、権禰宜(ごんねぎ)の渕上智之さんから連絡を受け、6月23日に現像した四つ切りワイドの写真作品を奉納した。

 平安時代初期創建という同神社は、御祭神に、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の2柱を祭る。海上の岩の上に鳥居が建つ「神磯の鳥居」は絶景スポットとして、全国から参拝客が訪れる。今年1月には、旅行情報誌「じゃらん」による全国の「開運・パワースポット」アンケートで7位にランクインした。

 「1年間毎日、神磯の鳥居へ撮影に出向いた」というスケガワさん。「天候が悪く何も撮影できない日もあったが、こんな絶景スポットはないと撮影を続けた。魅力は見るたびに違う表情が見えるところ。何度も足を運ぶことで、雪や雷と海の中の鳥居といった普通に暮らしているだけでは出合えない景色があった」と話す。

 奉納を伝えたスケガワさんのSNS投稿には1.6万いいねが付き、「神々しい」「すごい。雲間から神様が本当に現れてきそうな作品ですね」「素晴らしい!幻想的な写真ですね。龍神様が鳥居の上で渦巻いていて、今にも降りてきそう。あぁ、私の語彙が乏しくて、こんな感想しか書き込みできない、悔しい」(以上、原文ママ)などの感想が寄せられた。

 スケガワさんは「写真は後から消すことができても、後から撮ることはできない。娯楽という捉え方もあるが、残しておくことで記憶をつないでいくことができる素敵なもの。プライベートでも仕事でも楽しんだり喜んだり、人の心に届く写真を撮りたい」とほほ笑む。

 スケガワさん著作の写真の二次利用や撮影依頼などについての問い合わせは、ツイッターアカウント「スケガワ(@Sukegawa114)」のダイレクトメッセージで受け付ける。