茨城県観光物産協会が運営する県の名産品を取り扱う通販サイト「茨城県産品お取り寄せサイト」が7月22日、リニューアルから2カ月を迎えた。
同サイトは、新型コロナウイルスの影響で落ち込む県産品の需要拡大を目的に5月下旬にリニューアル。茨城県内の食品加工会社や土産物販売業などの事業者約120社200品が出品されている。
同協会の白ト(シラト・トは土の右上に点)さんによると4月上旬、各事業所にアンケートを実施。土産物の需要の落ち込みなどを受け、協会会員にかかわらず掲載することに決めた。現在、水産物やメロン、洋菓子、肉セットなどが好評だという。
同サイトでは、県からの補助により、利用者は定価の2割引きで商品を購入できる。値引き分は県が負担し、販売価格は全額事業者に還元する。出品される商品には、農作物、肉・魚・加工品、和菓子・洋菓子、酒、飲料、工芸・民芸品などがある。当初、125社を上限としていたが「茨城が元気になれば」と事業者受け入れを継続。季節ものの商品の入れ替えなどを行いながら最大500品を掲載できるようにするという。
白ト(シラト)さんは「地域の事業者を応援しながらおいしいものが楽しめるのが魅力。サイトには通常割引しない商品などもある。この機会に利用していただくことで、地域企業を応援していただければ」と呼び掛ける。