水戸商工会議所は10月19日、納豆の「おいしい」「面白い」「変わった」食べ方のアイデアを募集する「納豆食べ方コンテスト」の受賞者を発表した。
水戸市の納豆消費金額日本一を目標に掲げ、納豆の消費喚起やブランドPRの一環として開く同コンテストは、今年度で3回目。今年のテーマ「禁断の納豆スイーツ」に、茨城県内をはじめ、仙台や三重など全国から153点の応募があった。「おいしそうなレシピか」「納豆を生かしたレシピか」「作りやすいレシピか」の観点で商工会議所関係者、料理専門家が審査。ゴールド賞3点、シルバー賞4点、ブロンズ賞10点、審査員特別賞4点が選ばれた。
受賞者は以下。ゴールド賞=「みたらし納豆パイ」北清愛理さん、「朝飯前の納豆バー」林益代さん、「本☆甘納豆(ほんあまなっとう)」須藤文彦さん。
シルバー賞=「納豆トライフル」鵜澤直美さん、「納豆inたい焼き」永井茉美さん、「くりちーなっとーのブルスケッタ」岡田弘美さん、「納豆キャラメルナッツタルト」無量井貴子さん。
ブロンズ賞=「食物繊維たっぷり!オートミール梅納豆クッキー」武石千尋さん、「黒みつ香る しっとり納豆 和のマフィン」栗田臣さん、「水戸銘菓風・納豆きな粉おこし」後藤由貴さん、「もっちもちティラミス」H.Yさん、「餃子の皮で簡単!納豆あんこクリチーパイ」栢森真希さん、「なっとろ~りスイートポテト」古山みのりさん、「納豆のキャラメルチーズモンブラン」Connyさん、「納豆レアチーズケーキ」早川さとみさん、「贅沢納豆かき氷」播田実友香さん、「七福~納豆deクッキー」綿引夏菜さん。
特別賞には、水戸の納豆アンバサダー賞「混ぜるだけ!レアチーズ納豆」林益代さん、超絶技巧賞「納豆タルト」勝村博昭さん、創意工夫賞「干し納豆と桃のタルト」Delgrosso Francescaさん、悪魔の納豆スイーツ賞「飲めないヨーグルト」水戸市政策研究会が選ばれた。
同会議所の古山哲央さんによると、応募者からは「コロナ禍ということもあり楽しいおうち時間を過ごすきっかけとなりました」などの声も寄せられたという。受賞者のレシピは、水戸商工会議所の公式サイトで公開される。
最新(8月末)の総務省家計調査(都道府県庁所在市別・2人以上の世帯)一世帯当たりの納豆支出金額では、水戸市は月間ランキング19位、年間累計も5位とこれまでになく低迷し「このままでは年間1位奪還は難しい状況」と古山さん。
11月6日~8日は、水戸商工会議所と市内の納豆メーカー4社が「緊急奪還作戦」として、「わらつと納豆の特別セール」のほか、納豆食べ方コンテスト「禁断の納豆スイーツ」の受賞作品の試食会を行う。納豆スイーツ試食会は7日、8日それぞれ11時~、各日限定100個を予定する。