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偕楽園レストハウスが営業再開、水戸の吉久保酒造運営 目玉は「超特大海老天丼」

看板メニューの「超特大海老天丼」

看板メニューの「超特大海老天丼」

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 偕楽園東側入り口前にある「偕楽園レストハウス(水戸市常盤町)」が12月25日、営業を再開した。

看板メニューの「超特大海老天丼」

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 新型コロナウイルスの影響で昨年4月に閉店した同店。11月から調整を進め、今回新たに水戸の吉久保酒造が運営することとなった。席数は、1階=100席、2階=70席の計170席。

 吉久保酒造社長の吉久保博之さんは「いつか飲食業を手掛けたいという思いがあった。コロナ禍ではあるが、縁あって、こうして挑戦する機会に恵まれた」と話す。「あらためて、『偕(とも)に楽しむ』という偕楽園のコンセプトに合わせ、インバウンド客だけでなく、県内の人たちがより楽しめる、今の時代の偕楽園のあり方を提案できれば」と意欲を見せる。

 現在、2月以降のリニューアルに向けて仮で再開している同店。再開に合わせ、銀座の老舗天ぷら店で料理長を務めた経歴を持つ水戸市出身の料理人・田所聡さんが料理長に就任した。

 看板メニューに、20センチを超える大きさのエビが載った「超特大海老(えび)天丼定食」(2,300円・税別)、茨城県産食材を使った「けんちんうどん・そば」(880円)などを用意する。

 今後は、日本酒づくりの強みを生かし、水にこだわった商品開発も進めていくほか、水戸を中心とした茨城の地酒の発信地として注力していく。「茨城の地酒の底上げにもつなげたい」と吉久保さん。

 「千波湖で朝の散歩などの後に景観を楽しみながら楽しめる朝がゆやトーストといったモーニング提供などの構想もある。ウッドデッキなども設置して、屋外でゆっくり時間を過ごせるスペースやお土産コーナーをテストマーケティングの場として提供する想定もある。さまざまな魅力が詰まった場にしていきたい」とも。

 営業時間は10時~17時。

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