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渡里小児童6人が負傷の高齢男性救護 水戸北消防署が感謝状贈呈

青木署長(中央)と感謝状を手に笑顔を見せる6人

青木署長(中央)と感謝状を手に笑顔を見せる6人

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 水戸市消防局北消防署が4月30日、転倒してけがを負った市内の高齢男性の救護などに貢献したとして、水戸市立渡里小の児童6人に感謝状を贈った。

 6人は、6年生の山口円花さん、5年生の豊田七都(なつ)さん、安美貴子さん、加藤輝(らいと)さん、小林楓さん、小澤灯路(ひろ)さん。

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 同署によると、救急事故は4月14日15時30分ごろ発生。下校途中の小澤さんと安さんが大きな音に気付き、その方向にある住宅を見てみると玄関のガラス戸に頭を打って出血し、転倒した状態の高齢男性を発見したという。

 この日の天気は雨。2人のすぐ後ろを歩いていた同5年の豊田さん、加藤さん、小林さんに呼び掛け、5人は差していていた傘をそのままに男性の元に駆けつけるとそれぞれ役割分担。

 安さんと加藤さんが倒れた男性の頭を支え、小澤さん、小林さんが近所の豊田さん宅へ助けを求めに走った。通りがかった山口さんも合流し、男性の頭を支えるためにランドセルを使うことを提案するなど6人で救護活動を行った。豊田さんの母親が駆け付け119番し、男性は救急隊員による現場処置で済んだという。

 青木剛署長は「勇気ある行動。なかなかできないことで、すばらしい」と話し、感謝状と記念品を手渡した。

 渡邊郷寿校長によると、同校では5、6年生が低学年の面倒を見るなど縦割り教育を行っているという。「友達や周りの人など、他者を思いやる気持ちが人命救助につながったのではないか。これからもその心遣いを続けていってくれたら」と話す。

 第一発見者の小澤さんは「びっくりしてみんなを呼びに行った」と振り返る。6人は自宅のある方向は同じだったが登校班も別で、接点のない児童同士もいたという。山口さんは「何とか救わなくてはという気持ちだった。心配だったので、(おじいさんが)無事で良かった」と話す。「今後も困っている人がいたら助けたい」とも。

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