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水戸農高生が生パスタ開発 規格外のイチゴ使い食品ロス削減へ、新作開発も

生パスタを開発した水戸農業高校(那珂市)農業研究部3年生

生パスタを開発した水戸農業高校(那珂市)農業研究部3年生

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 水戸農業高校(那珂市)農業研究部の生徒6人が、規格外で廃棄予定のイチゴを使った「ストロベリー生パスタ」を開発し、販売などの取り組みを行っている。

「ストロベリー生パスタ」(150円)

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 取り組みを行うのは、同部2、3年の女子部員6人。商品開発のきっかけは、鉾田市のイチゴ農家「梅原農園」での農業研修。形のふぞろいや傷によって、1日約50キロの規格外のイチゴを廃棄していると知ったという。SDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ中で、食品ロス削減に向けた商品開発を開始。

 同校で調理実習の外部講師を務める生パスタ専門店「パスタイオ・ジェノヴァ」(ひたちなか市)に協力を依頼し、試行錯誤の末、規格外のイチゴを活用したパスタを完成させた。

 部活の時間には、パスタに練り込むイチゴをペーストにするなど、商品製造も手掛けるほか、水戸市の京成百貨店での販売会や那珂市の直売イベントにも出店し、PRにも力を注ぐ。同部3年の塙麗良さんは「商品開発からデザイン、販売まで携わるのは初めてだった」と振り返る。

 「ストロベリー生パスタ」(150円)のお勧めの食べ方は、太麺はカルボナーラなどのクリーム系、細麺はオイル系のソースや冷製パスタだという。

 部長で同3年の小野瀬蘭さんは「いろいろな方に協力いただいて、コミュニティーの大切さを感じた。加工・販売も全て人のつながりがあってこそ。今後は経営についても学びたい」と意欲を見せる。同部では現在、メロンや梅を使った新作パスタの開発も進めている。

 3年の菊池綾乃さんは「商品開発の難しさを感じた。アイデアを出し形にしていくのは、収穫とは違う大変さがある」と話す。3年の東野未空さんは「この取り組みを通して、人の温かさを感じた。これからも食材を無駄にせず、フードロスを削減に取り組みたい」と話す。

 商品の問い合わせは、同高と同店で受け付ける。次の出店は9月上旬の水戸京成百貨店。

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