ひたちなか市阿字ヶ浦海岸で10月15日、車内からライブと映画を鑑賞するイベント「SEA BOX」が始まった。
同市のプロパンガス会社「NEXT・カワシマ」の川嶋啓太さんが中心となり企画した同イベント。昨年夏、新型コロナウイルスの影響でイベントや祭り、海水浴場が中止となったことから、観光業やエンターテインメント業、地域の活性化につなげようと「阿字ヶ浦ドライブインライブ&シアター」として開いたもので、今年で2回目。新たに「SEA BOX」と名称を変更した。
出演アーティストは、10月15日=BIMさん、C.O.S.A.さん。10月16日=沖野修也さん、LAGHEADS、10月17日=MUROさん、birdさんなど。マーケットは16日と17日のみの開催。茨城県内を中心とした飲食店や雑貨店、古着店などが出店する。
新型コロナ対策として、ライブや映画を鑑賞できる「ドライブインエリア」「ビーチエリア」では数時間の滞在時間が見込まれることから、ワクチン2回接種(開催1週間前まで)の証明書(写真可)、PCR検査の陰性証明書(3日以内)、抗原検査の陰性証明(当日検査)のいずれかの提示を求める。短時間の滞在となる「マーケットエリア」は、検温チェックのみで入場できる。
初日には、大井川和彦茨城県知事、大谷明ひたちなか市長が来場。大谷市長は「今年もコロナで思うようにイベントなどができなかったが、壁画やドライブインイベントなど、ひたちなかが、さまざまな文化の発信拠点となれば」と話す。
入場無料。ドライブインエリアでの鑑賞は事前予約制。Peatixで受け付ける。開催時間は、10月16日=11時開場、12時30分開演、映画上映は19時。10月17日=11時開場、12時開演、映画上映は18時40分~。会場内のトイレ、救護室、倉庫の壁に現代アートを描く「阿字ヶ浦ミューラル(壁画)プロジェクト」も同時開催する。