国営ひたち海浜公園（ひたちなか市馬渡）のみはらしの丘で現在、コキアが見頃を迎えている。

　同園広報担当者の星みきさんによると、昨年よりも2日早い14日に見頃となり、見頃のピークは1週間から10日ほど続く見込みという。

　今年のコキアは、成長期である 8 月中旬に雨が多く日照が少なかったため、例年よりもやや小ぶりな大きさ。

　2007（平成19）年から始まったコキアの植栽。15年目となる今年、初めてみはらしの丘の最頂部までコキアを植え「ついに丘と空の境界がすべてコキアとなった」と星さん。「約3万2000本が紅葉し丘一面を染め上げる様子は、まるで深紅のじゅうたんがどこまでも続いていくよう」とも。

　園内では、期間限定メニューとして「ふわりんもこ太の贅沢サンデー」の販売も行う。緑の「いばらきメロン」と 赤の「いばらきイチゴ」の2種類で、夏と秋のコキアを表現する。白玉とコーンフレークに特選生乳のソフトクリームをのせ、茨城県産のメロンやイチゴのコンポートを添える。星さんは「味も食感も楽しめるぜいたくな一品」と薦める。

　開園時間は9時30分～17時（10月31日まで）。10月16日・17日・23日・24日のみ＝8時30分～開園する。混雑するお昼時間帯を避けた、朝や午後の来園を薦める。入園料は高校生以上＝450円、65歳以上＝210円、中学生以下無料。火曜休園。