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水戸「水戸歴史文化検定試験」オンライン化2年目 渋沢栄一にまつわる設問も

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 「水戸歴史文化検定試験」が12月1日、始まった。主催は水戸商工会議所。

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 検定を通じて水戸の魅力を知ってもらおうと2015(平成27)年に始まった同検定。今年で7回目。新型コロナの影響を受け、昨年に続き今年も実会場での試験は行わず、オンライン形式と郵送で試験を行う。

 設問は4択式。ランダムに全50問を出題し、70点以上の得点者を合格とする。問題の6割は水戸商工会議所「郷土いいとこ再発見」から出題する。出題範囲は、水戸の始まりの史跡と信仰、史跡(神社、仏閣、遺跡、墓所)、光圀公、水戸藩、自然、公園、文化、展示、見学施設、文化施設、郷土料理、特産品、地場産業など、水戸の祭り、地域の行事。何度でも受験できる。

 昨年度から試験をオンラインに切り替えたことで受験者が増加。例年100人前後の受験者数だったが、昨年度は2400回以上の受験回数となり、受験者の居住エリアも全国各地に広がった。東北や九州からの受験者もいたという。

 昨年の実績を振り返り、担当の古山哲央さんは「受験者が増えたのは、水戸近隣の人しか受験できなかったのが、オンライン化で水戸に住んだことがある人や水戸に縁がある人も気軽に受験できるようになったからでは」と分析する。

 合格者には認定証を郵送する。満点合格者には、抽選で水戸の名産品「常陸牛」「納豆」「地酒」のほかスポーツグッズなどを進呈する。

 古山さんは「今年の検定試験は問題を入れ替えた。最新の事柄や話題の渋沢栄一にまつわる設問も。郵送版の検定問題では一部が記述式なので、オンラインで合格した人もぜひ郵送版にチャレンジしてもらいたい」と呼び掛ける。

 受験料は無料。検定実施期間は来年1月31日まで。

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