「鹿島臨海鉄道と大洗鹿島線を育てる沿線市町会議」が11月27日・28日、大洗鹿島線でサイクルトレインモニターツアーを行った。
B.B.BASE(JR東日本)との連携企画。サイクルトレインは、自転車を折りたたまずに列車に積み込む取り組み。今回は、鹿島神宮駅~大洗駅間で行い、2日間で23人が参加した。ツアーでは、鹿島神宮駅へ到着したB.B.BASEさら、大洗鹿島線サイクルトレインモニターツアー列車に乗り換え、大洗駅へ向かった。大洗駅到着後は、大洗駅構内を移動し記念撮影などを行うと、解散して、参加者はそれぞれの目的地へサイクリングを楽しんだ。
東京都から参加したという男性は「(鹿島神宮~大洗間は)乗ったことがなく、鉄道も好きなのでサイクルトレインに参加してみようと思った。サイクリストしか乗っていない専用列車は非日常感がある」と話し、県内在住の男性は「鹿行地域から大洗にかけては距離があるため、往復のサイクリングはハードルが高かったが、片道を列車、片道をサイクリングなら気軽に出掛けられる」と喜びを見せる。
大洗町まちづくり推進課の坂本武蔵さんは「今後、大洗鹿島線を運行する鹿島臨海鉄道でサイクルトレインの本格運行に向けた検証を行っていく」と話す。