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水戸で「世界のチョコフェス」 コロナ対策で規模縮小開催へ

昨年の「MITO世界チョコレートフェスティバル」の様子

昨年の「MITO世界チョコレートフェスティバル」の様子

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 水戸の「マルトSC笠原店」イートインスペース(水戸市笠原町)で2月3日、チョコレートの祭典「第10回MITO世界チョコレートフェスティバル」が開かれる。

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 総務省の家計調査品目別調査(2005~07年)で、水戸市の世帯当たりのチョコレート購入額が全国1位となったことにちなみ2013年に始まった同イベント。昨年は、新型コロナ感染拡大防止のため規模を縮小し、「マルトSC笠原店」でのチョコレート販売のみとしていた。

 今年は、2年ぶりに茨城県庁でのステージイベントなどを計画していたが、1月27日~2月20日の期間で適用となった「まん延防止等重点措置適用」を受けイベント内容縮小を決めた。

 同イベントでは、ベルギー・フランス・ドイツをはじめとした世界10カ国と国内洋菓子店のチョコレート約100種類のほか、製菓用のキューブチョコレートなどをそろえ、チョコレートの歴史パネル展示も展開する。茨城県や福島県の洋菓子店3社による手作り商品、パンの世界大会「iba(イバ)カップ」日本代表の栗原淳平さん(パン工房ぐるぐる、本店=那珂市)の「チョコシュトレン」も20個限定で販売予定。

 同実行委員会メンバーの石井丈英(ともひで)さんは「昨年秋から開催準備を進めてきたが、直前での中止・変更の判断になり残念。現在できる限りの感染対策を万全に行い、イベントに関わる皆さま、フェスティバルを楽しみにしていただいている皆さまの期待に少しでも応えたい」と話す。

 会場では新型コロナウイルス感染対策として、状況に応じた入場人数の制限、一方通行、ソーシャルディスタンス確保、マスク着用、飛沫防止対策、消毒設備などを講じる。

 開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。2月6日まで。イベントで開催予定だった「チョコレートスイーツ・レシピコンテスト7」の審査は後日行う予定。

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