水戸プラザホテル(水戸市千波町 TEL 029-305-8100)に4月28日、スイーツブティック「パレット」がオープンした。
同店で腕を振るのはシェフパティシエの篠崎覚さん。帝国ホテルに20年勤務し、パリ、ベルギー、スイスなど海外留学を経験した後、横浜ベイシェラトンホテルのシェフを経て、同店オープンに際して同ホテルに招かれた。
シェフ自身も設計段階から携わった店舗はオープンキッチンスタイル。建物の外窓からも厨房の中を見ることができ、店内も仕切りを最小限に抑え、スイーツを作る音や香りを利用客が楽しめるように工夫したという。
タルト・フレーズ(410円)やシュー・ア・ラ・クレーム(210円)、カマンベールチーズケーキ(410円)など常時約20種類のケーキやタルト、チョコレート、焼き菓子を販売、同ホテル広報担当者によれば、オープン以来テークアウトを中心に1日平均200個が売れているという。5月中旬からはマカロンや旬の果物を使ったフルーツケーキも登場する予定。1階のカフェ&バー・プラザでドリンクと一緒に楽しむことも可能で、今後ルームサービスにも対応する予定。
「栗やブルーベリーなど茨城産の素材もどんどん取り入れていきたい。自然豊かな水戸の環境はとても素晴らしい」と篠崎シェフ。今後は同ホテルのウエディングケーキも充実させていく予定だという。