飲食業や介護福祉事業、宿泊事業などを手がける「メイズムランド」(北茨城市)が4月29日、大洗町に全10棟のドーム型グランピング施設「グランマーレ茨城大洗」をオープンする。
コンセプトは、180度パノラマの太平洋を見渡すオーシャングランピング。ロケーションの良さをはじめ、施設では、直径7メートルの二重構造の半円形大型ドームテントを採用する。盧源柱社長によると、同テントは一般的なテントと比較して断熱性に優れるのが特長で、外気温の影響を受けにくいほか、全客室内にエアコンを備え、オールシーズン快適に過ごせるようにしたという。全10棟のうち、4棟は愛犬同伴可能なプライベートドッグラン付き。各ドームの側には、専用バーベキュースペース、シャワールームやトイレも備え、完全プライべートスペースとする。
コンテンツとして、共有プールや天然温泉を使った貸し切り風呂、たき火台を用意するほか、5月以降はバレル型アウトドアサウナなども設置する予定。
料金は「ドームテント」=1万8,700円~、「ドームテント(愛犬同伴可能)」=2万2,000円~。
バーベキューディナーには、茨城県産食材や国産牛、新鮮な海鮮などをそろえる。「普段の生活では使わないような大型のバーベキューグリルやアウトドアギアを使ったグランピングメニューなど、食事まで非日常感を満喫していただける」と盧社長。食材持ち込みでオリジナルバーベキューを楽しむ「素泊まりプラン」も用意する。
盧社長は「全国各地で、キャンプやグランピング施設がクローズアップされている中で、グランピング王国茨城として、来県されるすべての人が、自然と茨城を満喫できる食やアクティビティーを提供し、『茨城最高』と思ってもらえるような場所を目指したい」と意気込む。