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JR勝田駅に新生活応援メッセージボード 同期4人が手作り

(左から)メッセージボード横に立つ郡司さん、金沢さん、寺門さん、白戸さん

(左から)メッセージボード横に立つ郡司さん、金沢さん、寺門さん、白戸さん

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 JR常磐線勝田駅(ひたちなか市勝田中央)に現在、新生活を応援するメッセージボードが設置されている。

駅利用客から寄せられたメッセージ

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 コロナ禍による制限の多い中で新生活を迎える学生、生徒、社会人に「少しでもホッとしてもらいたい」と同期入社の駅員4人が企画・作成した。

 3月の卒業を祝うメッセージボード掲示に続く設置。駅窓口での改札業務担当の寺門愛子さんを中心に、同期の白戸茜さん、金沢郁美さん、郡司光さんの4人が進めた。3月18日から駅に設置したポストには、駅利用客を中心に合わせて70以上のメッセージやイラストが桜の花をかたどったカードに集まった。

 カード一枚一枚は、桜の木に見立てた用紙に貼り付けた。4人の「新生活を迎える皆さんの気持ちが少しでも明るくなれば」という思いを込めたという。

 メッセージにはエールを送る内容が見られた。「これから経験する毎日は、全て青春の一ページ。たくさん楽しんで!!」や「楽しいこともつらいことも自分の糧にして大きく羽ばたいください」など。4人も共感したという「授業は切るな!これ絶対」「いつの日かあの時が人生で一番!そう思える日が必ずくる。入学おめでとう!55歳のおじさんより」(以上、原文ママ)などと、実体験を受けた内容も寄せられた。

 掲示には、「まもなく、新生活行きの列車が発車いたします。お忘れもの、お乗り遅れなどございませんよう、ご注意ください。いってらっしゃいませ!」と、構内アナウンス風に仕上げたメッセージも並ぶ。利用客から「心が温まる」「元気をもらった」という声も寄せられているという。

 寺門さんは「駅を利用する際に見てもらえたら」と呼びかける。

 設置は4月15日まで。以降はペットボトルのふたを使った駅名標のペットボトルアートの展示も予定する。

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