■フェア開催5年目、過去最多の県内外36店舗が参加

写真:ひたちなか・大洗地域発のご当地スイーツ「ほしいもシェイク」
ひたちなか・大洗地域発のご当地スイーツ「ほしいもシェイク」を、県内外の飲食店などで販売する「ほしいもシェイクフェア2026」が現在開催されている。
同シェイクは、茨城県が全国シェア約9割を占め、ひたちなか・大洗地域でも生産が盛んな干し芋を生かし、両地域の魅力発信と観光振興を目的に誕生した。各店が自由な発想でオリジナルの一杯を開発するのが特徴。
5年目となる今年のフェアには、過去最多の36店舗が参加し、21種類の個性豊かなほしいもシェイクがそろう。フェアは11月30日まで。
■新規5店が参加 県北エリアにも広がる
写真:新規参加店の「ほしいもシェイク」
今年は、ひたちなか市の「カフェumino」「39カフェ」「33DINER」、水戸市の「niko and ... BASE」、大子町の「memeguru」の5店が新たに加わった。県北エリアの大子町からの参加は今回が初。
■既存店も新たな味わい メニュー追加や刷新も

写真:新メニューの追加やリニューアルをした参加店のシェイク
既存店でもメニューの追加や刷新が相次ぐ。今年1月の「全国ほしいもグランプリ2026」で日本一に輝いたオオスガファーム直営の「BENNY'S original sweet potato store」は、紫芋のシェイクを新たに追加し、2種類のシェイクを提供する。ジェラート専門店の「リビスコひたちなか店」はエスプレッソとキャラメルを重ね、ほろ苦い大人の一杯にリニューアルした。1年ぶりの参加となる「PANDAMARKET」は黒蜜やきなこ、芋チップスなどで味や食感に変化をつけた。「好文cafe」は内容を一新し、サザコーヒーのエスプレッソと干し芋を組み合わせ、黒ゴマをアクセントにしたシェイクを提供する。
■21種類の「ほしいもシェイク」 それぞれの味わいを紹介
●リビスコひたちなか店 「ほしいもシェイク」
写真:リビスコひたちなか店の「ほしいもシェイク」
ジェラート専門店の手がけるシェイク。キャラメルソースとエスプレッソを重ね、ホイップクリームで仕上げた。トッピングの香ばしいエクラドキャラメルがアクセント。干し芋の自然な甘さにキャラメルの香ばしさとエスプレッソのほろ苦さを加え、「ちょっと大人の一杯」にリニューアル。
●カフェumino 「ほしいもシェイク」 [新規参加店]

写真:カフェuminoの「ほしいもシェイク」
阿字ヶ浦海岸沿いにある、海を望むカフェ。干し芋ペーストとバニラアイスで仕上げた優しい甘さのシェイク。クラッシュした地元産紅はるかの芋けんぴと黒蜜をアクセントに添える。
●菓子工房SAKABA 「ほしいもシェイク」

写真:菓子工房SAKABAの「ほしいもシェイク」
那珂湊魚市場近くに店を構える創業114年の菓子工房。旬のフルーツを挟んだ「カステラのフルーツサンド」も人気。オレンジ色の希少な干し芋「ほしあかね」や干し芋の皮をアップサイクルした「干し芋ピール」をトッピングした、食感も楽しいシェイクを提供する。
●39カフェ 「ほしいも39シェイク」 [新規参加店]

写真:39カフェの「ほしいも39シェイク」
住宅街の路地裏にあるカフェ。自社の干し芋と焼き芋を使ったシェイクに、カフェで人気のあるサツマイモのキャラメリゼをのせた濃厚な一杯に仕上げた。
●33DINER 「キャラメルほしいもシェイク」 [新規参加店]

写真:33DINERの「キャラメルほしいもシェイク」
関山楽器に併設するアメリカンダイナー。オオスガファームの干し芋を使い、ダイナー流に仕上げた。ねっとり甘い干し芋と、とろけるキャラメルを濃厚ミルクシェイクでブレンド。トップに香ばしい干し芋フレークをのせた。別添えのメープルシロップを加えると味わいが変化する。
●BENNY'S original sweet potato store(オオスガファーム)「oimoシェイク」
写真:BENNY'S original sweet potato storeの「oimoシェイク」(2種類)
「全国ほしいもグランプリ2026」で日本一に輝いたオオスガファームの直営店。自社生産の干し芋を使い、濃厚な芋の風味とカラメルのほろ苦さが調和したシェイクを提供。干し芋とチップスの食感も楽しめる。今年は新作の紫芋のシェイクも用意した。
●氷屋cafe旬果~syunka~ 「ほしいもシェイク」

写真:氷屋cafe旬果~syunka~の「ほしいもシェイク」
天然氷のかき氷で知られる店。焼き芋シェイクをベースに黒蜜をかけ、エスプーマクリームときなこをまとった干し芋に、紅はるかの芋チップをトッピング。朝仕込みの新鮮な素材と自家製シロップにこだわる一杯。
●POTATO LABO(ひたちなか本店) 「干し芋黒糖シェイク」

写真:POTATO LABO(ひたちなか本店)の「干し芋黒糖シェイク」
濃厚な干し芋シェイクに黒糖わらび餅を合わせ、ホイップクリームに黒糖ソースときなこをのせた和のシェイク。ひたちなか市のサツマイモ専門店が手がける。今年4月にオープンした千波湖畔の複合施設「みと好文テラス」内の水戸店でも提供。
●ほしいも専門店 大丸屋 「おいものシェイク」

写真:ほしいも専門店 大丸屋の「おいものシェイク」
大きな干し芋、芋けんぴ、ホイップをトッピングしたパフェのようなシェイク。作りたての干し芋と芋蜜、芋チップの3つの素材のマリアージュ。専門店ならではの素材の組み合わせで、干し芋本来の甘みを楽しめる。
●魚来庵カフェ 「ほしいもシェイク」

写真:魚来庵カフェ「ほしいもシェイク」
大洗磯前神社の目の前に立つ「大洗ホテルANNEX 魚来庵」のカフェ。バニラのジェラートとミルクを合わせ、干し芋の食感を残してミキシング。クッキーのサクサクとした食感にふわっと黒蜜が香るやさしい甘さのシェイク。窓からのオーシャンビューも魅力。
●ガルパン喫茶 Panzer Vor 「干し芋スムージーシェイク」

写真:ガルパン喫茶 Panzer Vorの「干し芋スムージーシェイク」
アニメ「ガールズ&パンツァー」の世界観を楽しめる、大洗マリンタワーのカフェ。大洗の海を一望できる店内で、自家製の干し芋を使ったシェイクを提供する。素材の味を生かした、素朴でやさしい味わいの一杯。
●cafe style いづみ茶寮 「ほしいもシェイク」

写真:cafe style いづみ茶寮の「ほしいもシェイク」
大洗の海を望むカフェ。濃厚なバニラアイスに自家製の干し芋クッキーを混ぜ込み、ザクザクとした食感が楽しいシェイク。トッピングにはハニカム状の網目が印象的なクッキーを添え、見た目にも遊び心のある一杯。
●ume cafe WAON 「梅ほしいもシェイク」

写真:ume cafe WAONの「梅ほしいもシェイク」
1830(天保元)年創業の老舗梅干し店「吉田屋」が運営する梅専門カフェの期間限定ドリンク。ミルキーなシェイクに梅ゼリーをトッピング。爽やかな梅の香りと甘酸っぱさが干し芋の甘みと一緒に広がる。
●PANDAMARKET 「干し芋シェイク」

写真:PANDAMARKETの「干し芋シェイク」
県庁25階からの眺望が魅力のカフェ。干し芋本来の風味とやさしい甘さを生かしたシェイクに、黒蜜を合わせて味わいに変化をつけた。ホイップクリームの上にトッピングした芋チップスや黒ゴマの食感、きなこの風味もアクセントに。
●好文cafe 「茨城ほしいも・エスプレッソシェイク」

写真:好文cafeの「茨城ほしいも・エスプレッソシェイク」
千波湖畔のカフェが今年はメニューを一新。濃厚なシェイクにサザコーヒーの香り立つエスプレッソを重ねた。混ぜるほどにエスプレッソのほろ苦さとキャラメルのコクが広がる。仕上げには香ばしいゴマをトッピング。一日数量限定で提供。
●niko and ... BASE 「ほっしぃ~もスムージー」 [新規参加店]

写真:niko and ... BASEの「ほっしぃ~もスムージー」
ひたちなか市の菓子店「きくち」の「干しいもパイ ほっしぃ~も」をスムージーに仕立てた。サツマイモの自然な甘みと、niko and ... COFFEEのエッセンスを融合させたコラボレーションドリンク。今年4月にオープンした千波湖畔の複合施設「みと好文テラス」内のカフェ。
●POTATO LABO(水戸店) 「干し芋黒糖シェイク」

写真:POTATO LABO(水戸店)の「干し芋黒糖シェイク」
ひたちなか市のサツマイモ専門店「POTATO LABO」が、今年4月オープンした千波湖畔の複合施設「みと好文テラス」内に水戸店を出店。本店同様、「干し芋黒糖シェイク」を提供する。
●memeguru 「ほしいもシェイク」 [新規参加店]

写真:memeguruの「ほしいもシェイク」
大子町からフェアに初参加するのは、アートと雑貨を扱う店。提供するシェイクは、干し芋の粒々に大子産の和紅茶で作ったカラメルソースを合わせ、ほのかな苦みと甘さに仕上げた一杯。干し芋は茨城県産のサツマイモを使った自家製。
●BARA cafe(IBARAKI sense内) 「ほしいもシェイク」

写真:BARA cafeの「ほしいもシェイク」
東京・銀座にある茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」併設のカフェ。豆乳をベースに2種類の干し芋とパウダーを使ったシェイク。シェイク部分には丸干し芋を、トップにはキャラメリゼした平干し芋を使用。トッピングのホイップに振りかけたブラックペッパーがアクセント。
●ジミーズコーヒースタンド 「ほしいもシェイク」

写真:ジミーズコーヒースタンドの「ほしいもシェイク」
地域のイベントや観光地、ショッピングセンターなど、県内外のさまざまな会場にピンクのキッチンカーで出店。ひたちなか産干し芋ペーストを使い、黒蜜ときなこを合わせて和風に仕上げた「ほしいもシェイク」を各地で提供している。
●サザコーヒー 「ほしいもシェイク」

写真:サザコーヒーの「ほしいもシェイク」
自家製ミルクジェラート、幸田商店の丸干し芋を使用。さらに超微粒粉砕したモカマイクロパウダーを加え、「干し芋×コーヒー」の相乗効果によって、干し芋の濃厚な味わいを引き出した。茨城、東京、埼玉の全16店舗で提供。

■飲み比べで干し芋が当たるキャンペーンも
フェア期間中に異なるブランドの2店以上で購入した「ほしいもシェイク」の写真を撮影し、専用フォームから応募すると、抽選で30人に「ほしいも食べ比べセット」が当たるキャンペーンも行っている。
■地域に根付き、さらに広がる「ほしいもシェイク」
2022年度の初開催時に1007杯だった販売数は、2025年度には7240杯となった。各店が干し芋の魅力を生かしながら、店ならではの一杯に仕立て、フェア期間だけでなく通年で提供する店も増えている。提供エリアも年々広がり、参加店それぞれが味わいを磨き上げてきた。誕生から約5年を経て着実に地域に浸透していった「ほしいもシェイク」は、茨城を訪れる人が各店を巡りながら一杯を楽しむ、秋の観光コンテンツへと成長している。