国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡大沼)みはらしの丘で4月22日、淡いブルーが特徴の花「ネモフィラ」が満開を迎えた。
ネモフィラは、北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)。同園では「インシグニスブルー」という品種を使っている。
植栽面積4.2ヘクタールに530万本が植えられている。同園広報担当者の星みきさんによると、今年の開花は例年よりやや早い開花状況で、見頃のピークは1週間から10日程続き、ゴールデンウイークいっぱいまで楽しめる見込みという。「丘を覆いつくす青のネモフィラが、どこまでも続く青空と一体となった当公園ならではの青の絶景をお楽しみください」と呼びかける。
園内では、淡いブルーにネモフィラクッキーを添えた「ネモフィラブルーソフト」に加え、新たに秋田県の児玉冷菓とコラボした「児玉冷菓のババヘラアイス ネモフィラ」を販売する。ネモフィラの花を表現したソーダ味のカップアイスで、ひとつひとつ手づくりという。「シャーベット状でシャリシャリ感と独特の舌ざわりが魅力」と星さん。
同園では、公式ウェブサイト上に混雑日や混雑時間帯を予想した「春の混雑予想」を公開するほか、時間帯別に撮影できる「ネモフィラベストショットガイド」や「みはらしの丘」以外のネモフィラスポットなどを紹介する。同園では、特に混雑が予想される土日・GW期間や昼前後の時間帯を避けた来園、「みはらしの丘」だけではない園内利用を薦める。
開園時間は9時30分~17時(開園時間の変更あり)。4月23日、24日、29日~5月5日の期間は、開園時間を7時に繰り上げる。
入園料は、高校生以上=450円、65歳以上=210円、中学生以下無料。4月16日~5月5日=通常入園料に加え、250円が必要となる。4・5月は毎日開園。