水戸在住の主婦らで組織する「陶芸工房あじさい」の作品展が現在、茨城県立図書館ギャラリー(水戸市三の丸1)で開かれている。工房を主宰する成田孝子さんら8人が作品を展示、主婦らしい視点の作品に注目が集まる。
成田さんが6年前に自宅に窯を設置し、工房を開設。形成、素焼き、釉薬(ゆうやく)、本焼きまですべて工房内でできることから、市内の主婦らが成田さんの元で作品作りに励んでいる。展示する約200点の作品は主婦らしい日常で使われる食器類が中心で、使い勝手の良いアイデアと愛情のこもった色使いが特徴。中でも、初孫の「お食い初め」のために手作りした食器の人気が高いという。
成田さんは「普段使っているものも展示した。手作りの良さが伝われば」と話す。
開場時間は平日=9時~20時、土曜・日曜=9時~17時(最終日は16時30分まで)。今月28日まで。