車イスソフトボール大会「かさまマロンカップ2022/フロンティアリーグ茨城大会」が8月6日・7日、笠間の大池公園で開催された。
「車イスソフトボール」は、競技用の車イスに乗り1チーム10人で行う屋外スポーツ。攻撃も守備も競技用の車いすに乗ってプレーするもので、通常のソフトボールよりも一回り大きい専用のボールを使うのが特長。通常アスファルトなどで硬く舗装されたグラウンドで行われ、基本的にはスローピッチ・ソフトボールのルールで行う。屋外で行われる団体競技では数少ない障がい者スポーツとなっており、障がいのある人もない人も一緒に楽しむことができる。
2日間の熱戦の末、「いわきASマナフイ」が優勝。2位は「茨城アストロプラネッツ」、3位は「宮城ファイティングスピリッツ」、4位は「東京レジェンドフェローズ」という結果だった。
表彰式では、山口伸樹笠間市長から笠間焼の優勝カップが贈られたほか、各チームに笠間の栗ジャムなどの特産品が贈られた。山口市長は「笠間はスポーツの力による地域活性化を推進している。車イスソフトボールの認知度も上げていきたい」と話す。