笠間市地域おこし協力隊の大島実さんが企画・制作したBMXトレイルコース「HILLS OF ART TRAILS」のお披露目式が9月17日、笠間芸術の森公園で行われた。
当日はBMXライダーとして活躍している岡本春斗選手、浦井健芯選手、岡本彩桜選手も応援に駆け付けた。
テープカット後の記念走行では岡本春斗選手と浦井健芯選手が迫力のある走りを見せ、集まった関係者から歓声が上がった。
お披露目式後のBMXコース体験会では、大島さんや岡本選手、浦井選手が、参加した子どもたちにマンツーマンで指導を行った。
本コースを企画・制作した大島さんはBMX歴28年。20代のころ、アメリカへのスケートパーク遠征を何度も行うなど、本場のBMXコースを体験している。2021年に笠間市の地域おこし協力隊に就任し、東京から同市に移住。「ムラサキパークかさま」での活動を中心に、BMXを通じた地域活性に取り組んでいる。
大島さんは「今年の4月から、森の木を切ったりスコップで土を掘ったりしてコースを作った。企画に賛同して手伝ってくれた方やムラサキスポーツ関係者、市や県の協力を得て完成し、うれしい。これからも若い人に夢を持って笠間に来てもらえるよう頑張っていきたい」と話す。