鹿島臨海鉄道と「大洗鹿島線を育てる沿線市町会議事務局」が10月15日、「サイクルトレイン」の特別運行を行った。
大洗鹿島線サイクルトレインは、解体や折りたたみをせず自転車をそのまま鉄道車両内へ持ち込むことができるサイクリスト専用列車。
この日は、JR東日本千葉支社が運行するB.B.BASE佐原・鹿島コースから乗り継いだサイクリスト6人が乗車。鹿島神宮駅から大洗駅までサイクルトレインの旅を楽しんだ。
東京都から20年来の愛車とともに参加したという岩下雅幸さんは「サイクルトレインは輪行袋なしでも乗せられるのが良い。茨城は都内と違って道も広く、走りやすく、自然も豊か。今日はコキアを見て、海沿いということで、おいしい海鮮を食べて帰りたい」と話す。
千葉県から参加した小笠原栄二さんは「サイクルトレインは何度も利用しているが、大洗鹿島線は初めて。サイクルトレインは移動の範囲が広がるのが魅力。今日は、ガルパンの聖地巡りと国営ひたち海浜公園のコキアを楽しむ予定。サイクルトレインと聖地巡りツアーなどがセットになっていても楽しそう」と笑顔を見せる。