レクリエーションやコミュニケーションをメインとしたイベント「ホーリーホックおとな部」が10月30日、フットサル サンフィート(水戸市笠原町)で開かれる。主催はホーリーホックIBARAKIクラブ。
昨年7月に始まった同イベント。今回で15回目を迎える。「ホーリーホックIBARAKIクラブ」は社会貢献活動やサッカーの普及などを担う組織で、サッカーJ2「水戸ホーリーホック」が一般社団法人として2019(平成31)年に設立した。イベントはホーリーホックスクールコーチを中心に、同クラブ普及部スタッフなどが運営している。
スクールコーチで発案者の板谷隼さんによると、同イベントは「運動はしたいが本格的なスポーツはハードルが高い」という人にスポーツと親しんでもらうほか、運動を通して大人同士の出会いの場のきっかけを作ろうと企画。地域内に家庭・職場以外の人同士のつながりの場を提供してきたという。茨城県央地区を中心に参加があるという。
大事にしているのは「できてうれしい、できなくて楽しいということ」と板谷さん。できることに比重を置き「できなくて『も』ではないところがポイント」と力を込める。初参加の人を意識した呼びかけや、できるだけ笑ってもらえる場作りを意識しているという。
約1時間のプログラムでは、スタートから約30分はボールを使ってコミュニケーションを楽しんでもらう。「サッカーがちょっとうまくなるワンポイントレッスン」を挟み、後半30分では、序盤は走らず早歩きがルールの「ウオーキングサッカー」の試合を行う。
板谷さんは「子どもがサッカーをやっているという親御さんや、特に運動習慣がない、運動に苦手意識のある人。「『ここならいけるかも』という人に参加してもらえれば」と話す。
開催時間は9時15分~10時45分。参加費は、一般=1,500円、学生=1,000円。初参加の場合は500円を割り引く(2人以上で参加無料)。申し込みは公式サイトの専用フォームで受け付ける。