ひたちなかのガス会社「NEXT・カワシマ」(ひたちなか市津田)の敷地にある「らぽーるカワシマ」で 2月3日、節分にちなんだイベント「豆まき&福まき」が開かれた。
同社は2017(平成29)年から、日本の文化の継承を目的にサバイバルゲーム形式で豆やボールを使って鬼に付いた紙風船を割って鬼を倒す「全力豆まき」を開催。コロナ禍でイベントを控えていたが、今年3年ぶりに「豆まき」と「福まき」として節分イベントを再開した。
会場には、SNSなどでイベントを知った市内外の来場客100人以上が来場。「鬼は外」と言いながら鬼に向かって豆を投げる子どもたちの姿のほか、豆まき後には鬼と記念撮影する家族連れの姿も見られた。
「皆さまにたくさんの福が来ますように」というかけ声で始まった同社初の「福まき」では、社員が施設の屋根から菓子やタオルなどをまき、老若男女が手を挙げたり、ジャンプしたりしてアピールして菓子を受け取るなど、楽しむ姿があった。
近所に住んでいるという女性は「ガスや灯油の販売などだけでなく、いつも季節のイベントなども開いてくれる。久しぶりの豆まきと福まきで子どもも喜んでいてうれしくなった」と笑顔を見せる。
市内在住の小学2年の女子児童は「豆まきが楽しかった。(社員の)お兄さんが知らなかった節分の話をしてくれた」と話した。
同社取締役の川嶋啓太さんは「想定以上の来場でありがたい。子どもから年配の方まで、笑顔で喜ぶ姿がたくさん見られてうれしい。今後も地域で継承したい文化はもちろん、人と人がつながるような企画も開催していけたら」と話す。