ひたちなかの阿字ヶ浦ふれあい交流館(ひたちなか市阿字ヶ浦)で3月18日、「第2回世界ほしいも大会」が開かれる。主催は一般社団法人「ほしいも学校」(ひたちなか市勝田中央)。
テーマは「ほしいもから食の未来を考える」。同法人担当者によると「干し芋や原材料となるサツマイモは、世界情勢の影響を受け輸入量の減少・肥料などの物価高騰の影響を大きく受けている。干し芋を通して食の未来を考える機会としたいので、このテーマに決めた」という。
当日は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の甲斐由美さんによる講演会「紅はるかの開発秘話」、料理研究家でフードプロデューサーの土井善晴さんと「ほしいも学校」プロジェクトリーダーの佐藤卓さんによる対談「ほしいもに見る食の未来」、日本・韓国・中国・タンザニアの生産者による産地報告会を会場とオンライン配信で実施。ほしいも学校の歴史展示や干し芋を使った食事を提供する「ほしいも食堂」の開設、国内と世界各国の干し芋を販売する「ほしいも販売」も行う。会場近くの「ほしいも神社」では、イベント終了後もライトアップするという。
開催時間は10時~16時。講演会・対談・産地報告会の参加費は1,000円。要事前申し込み。干し芋に関する展示・物販エリアは無料。