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茨城町で「きらり子どもあんどん」 子どもたちの夢や希望を優しく照らす

514人の子どもたちの「夢」などが描かれたあんどん

514人の子どもたちの「夢」などが描かれたあんどん

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 「きらり子どもあんどん」が3月11日、茨城町運動公園(茨城町越安)で開かれた。

「平和 3.11」の文字が浮かび上がる

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 東日本大震災で悲しんでいる子どもたちを元気にしたいと、2012(平成24)年から茨城町商工会青年部が始めた催し。今年で12回目を迎えた。
 当日は、同町内の小学校3年生~6年生の児童など514人が自由に思いを書いたあんどんを展示した。あんどんには子どもたちの「将来の夢」「好きな言葉」「町のいいところ」など、が描かれている。

 子どもたちのあんどんを探すため、日が暮れる前から多くの家族連れが訪れた。会場では子どもたちが走り回る姿や、あんどんを指さしながら楽しそうに話をする様子も見られた。

 日が暮れ始めると、運動場に「平和 3.11」のメッセージが浮かび上がった。ろうそくの炎が子どもたちの「夢」や「希望」を照らし、公園内は幻想的な雰囲気に包まれた。

 コロナ禍で2年間、無観客開催した同イベント。今年は2年ぶりの通常開催で、撮影スポットやイルミネーションなどを特別に用意したほか、飲食ブースも設置。同町商工会壮青年部、茨城ひぬまライオンズクラブがコーンスープや肉まんを無料で振る舞った。

 実行委員長の松野聖史さんは「2年ぶりの通常開催となり、皆さんに来ていただくことができて良かった。コロナ禍でイベントなども縮小し制限されることが多かったので、少しでも子どもたちに楽しんでもらえれば」と顔をほころばせる。

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