茨城県を拠点に活動するアコースティックユニット「日々かりめろ」が5月16日、6作目のCDアルバム「紀行録(きこうろく)」の手売り・手渡し販売枚数1000枚を達成した。
「日々かりめろ」は、石岡市出身のこずえ(高田梢枝)さんと常陸太田市出身のきくP(菊池一俊)さんが2016(平成28)年10月に結成。「手売り・手渡しでアルバムを1000枚売る」を掲げ、結成から毎年1枚のペースでアルバムを発表している。
「自分たちの音楽を直接聴いてもらい、CDを直接買ってもらうことが応援してくれるファンを増やし、そのファンに直接感謝を伝えることができる唯一の方法」と、手売り・手渡し販売にこだわる同ユニット。
今年2月には、ファーストアルバムが再々販含め手売り3000枚を達成。47都道府県、約200カ所のライブ会場、約50カ所のショッピングモール、茨城県内のCDショップ約30店、ライブ本数は延べ約2000ステージに及んだという。
同アルバムは昨年10月5日に発売。手売り・手渡し販売枚数1000枚は5月16日、北海道北見市のライブバー「カーティス・クリーク」で達成した。7カ月と11日(223日)での達成だった。きくPさんは「前日に残り11枚という状況だった。日々かりめろをずっと応援にしてくれている北見の皆さんに買っていただいた。この店は緊急事態宣言下でも無観客配信ライブなどで活動を支えてくれた店なので、この店で達成できて本当にうれしい限り」と感謝をにじませる。
「これからも最新作は『アルバム』と『手売り手渡し1000枚』にこだわり、全国を回り、リリースツアーを行う」ときくPさん。「これからも『年間ライブ本数日本一』の日々かりめろとしてこれからも全力でステージに立ち続ける」とも。
今後、偶数月=那珂市のマルシェイベント「ガヤガヤ☆カミスガ」ステージ、8月11日・12日=朝日里山学校(石岡市)で「八郷の山の音楽祭」の開催、11月26日=東京ビックサイトで単独コンサートを予定するほか、7枚目のCDアルバムの制作を始め、9月の発売を目指すという。