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笠間・常陸国出雲大社30周年記念大祭 新社務所お披露目

常陸国出雲大社

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 常陸国出雲大社(笠間市福原)で5月21日、「御鎮座30周年記念奉祝大祭」と「記念式典」が行われた。

新社務所

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 大しめ縄のある拝殿での神事に続いて記念式典が始まり、高橋正宣宮司からのあいさつの後、山口伸樹笠間市長らの来賓が祝辞を述べたほか、大井川和彦知事の祝電が披露された。関係者らによる鏡開きも行われ、たる酒が振る舞われた。

 30周年記念事業で整備された新社務所は、亀をモチーフにデザインされているという。同所内には絵画やオブジェなどのアート作品を設置し、1階の「山鬼(さんき)ホール」では現在、妖怪・精霊・神様を描く金子富之さんの大きな迫力のある絵画を展示している。

 式典終了後には、同ホールで津軽三味線の澤田勝成さんによる奉納演奏が行われ、式典への参加者や参拝客らは、壁や天井に展示された迫力のある大きな絵画と生演奏を楽しんだ。

 社務所の前では「常陸乃ふるさと太鼓会」と「和太鼓友(ゆう)」による力強い和太鼓が披露された。

 参拝客が次々に訪れる境内では、同記念事業に合わせて昨年7月、10年ぶりにかけ替えられた大しめ縄の前で記念撮影する人の姿なども見られ、30周年を祝う人たちでにぎわった。

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