茨城トヨペット(水戸市千波町)とコーヒー店「サザコーヒー」(ひたちなか市)が共同開発したオリジナルブレンドコーヒーの販売が6月30日、始まった。
茨城トヨペットではサービスのコンセプトに「人を軸としたおもてなし」を掲げ、約8年前、「トヨペットカフェ」をスタート。同社のリブランドをきっかけに、茨城県内で「地域貢献」「先進的」「技術力」という共通項を掲げる「サザコーヒー」とのタイアップを企画。来店客に「五感を通した体験を提供したい」と約2年前からオリジナルブレンドコーヒーの構想を練り、今年4月からオリジナルブレンドとして店頭来店客へ提供している。
販売を始めた「オリジナルブレンドコーヒー」は、「サザコーヒー」トップバリスタである本間啓介さんが監修。茨城トヨペットブランドプロモーション室推進課の福地彬さんは「『伝統と格式』を共通テーマに、トヨタブランドとサザコーヒーのアイデンティティーが融合したものになっている」と説明する。コーヒーはコロンビアコーヒーにグアテマラコーヒーを加えたブレンドで、価格は、1杯取り=200円、200グラム(豆)=1,500円。「最高級の生豆を中深いりしたもので、芳醇(ほうじゅん)な香りの中に上品な甘みと程よいビタ―感が広がる」という。
同課の酒井向日葵さんは「コーヒーは店頭でも『おいしい』と喜んでいただけている。コーヒーをきっかけにお客さまとのコミュニケーションも増えた」と話し、「気軽に立ち寄れるような場所になれば」と期待を寄せる。
商品は、サザコーヒー本店とサザコーヒーオンラインショップで販売。茨城トヨペット各店舗では、イベントやコーヒーセミナーなども予定する。