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ひたちなかで7年ぶり「全国鉄道検定試験」、直前ゼミや鉄道施設見学も

過去の「全国鉄道検定試験」の様子

過去の「全国鉄道検定試験」の様子

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 三鉄ものがたり実行委員会が8月10日・11日、「第2回全国鉄道検定試験」をひたちなか市で行う。

過去の「全国鉄道検定試験」の様子

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 ひたちなか海浜鉄道沿線に住む有志で組織する「三鉄ものがたり実行委員会」が企画した。2017(平成29)年に次ぎ2回目となる。前回は全国から約100人が参加した。

 同委員会ではこれまで、コロナ禍や「ひたちなか開運鉄道神社」建立のため試験実施の機会を見送っていたが、同神社の3周年、ひたちなか市制施行30周年の記念に合わせ7年ぶりに行うことを決めた。期間中、鉄道知識を試す検定試験をはじめ、直前ゼミ、鉄道施設見学会を展開する。

 ひたちなか商工会議所(勝田中央)では8月10日、講習会「鉄道検定試験に全く役に立たない直前ゼミ」(12時30分開場、13時開始、参加費=1,000円)を開く。講師は、鉄道専門家の小林一茂さん、呉田武司さん、ひたちなか海浜鉄道の吉田千秋社長が務める。講演のテーマは、「魅惑の駅~駅めぐりの楽しみ方お教えます~」「変な顔だな~『変な車輌』の変わった形のミステリー」「切迫の延伸交渉舞台裏『裏のウラ」」。

 8月11日はひたちなか海浜鉄道那珂湊駅で10時30分から、同鉄道の倉庫見学会や写真撮影会、キハ205に乗車し那珂湊駅~阿字ヶ浦駅を往復する「パワースポットツアー」(要別途乗車券)を行う。ツアーにはお笑いトリオ「ななめ45°」の岡安章介さんも参加する。阿字ヶ浦駅到着後は、同駅敷地内にある「ひたちなか開運鉄道神社」をはじめ、近隣の「干しいも神社」「堀出神社」を参拝。「ひたちなか開運鉄道神社」の御神体であるキハ222車両内で、ご当地グルメ「那珂湊焼きそば」を提供する。午後は会場を春日ホテルに移し、岡安さんによるトークショー、全国鉄道検定試験を行う。参加費は、大人=3,000円、子ども~高校生=1,000円。

 同試験の出題は、ひたちなか海浜鉄道の吉田千秋社長、旅行会社、鉄道専門家の小林一茂さん、呉田さんなどが行う。「三鉄ものがたり実行委員会」メンバーの佐藤久彰さんによると、小林さんは橋や駅舎、座席、古レールなどが専門で、呉田さんは模型やコンピューター利用設計システム(CAD)、珍しい車両に詳しいという。

 佐藤さんは「鉄道好きはもちろん、自分の趣味を広げたい人や鉄道を利用したまちづくり、低予算でのまちづくりに興味のある人にも楽しんでもらえるはず。まちづくりの最大の魅力とコンテンツである『人』のことや、ひたちなか海浜鉄道沿線の魅力、普段味わえない体験・遠足的なワクワクを味わっていただけたら」と話す。

 参加申し込みは「三鉄ものがたり」公式サイトのグーグルフォームで受け付ける。

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