「第8回全国こども絵画コンクールinかさま表彰式」が8月3日、笠間日動美術館で(笠間市笠間)行われた。
全国114校から1838点の作品が寄せられた同コンクール。この日は、入賞作品43点と優秀学校3校に表彰状と記念品が贈られた。茨城県知事賞は、私立つくば国際大学東風小3年の森山惣二朗さん、川越市立高階中3年の野崎ひまりさんが選ばれた。
主催する笠間日動美術館の河又隆事務局長は「個性、感性、創造力あふれる作品が寄せられた」と話す。特別審査員を務めた画家の木津文哉東京芸術大学教授は「絵を描くくせをつける。アニメなどをまねするのではなく、実物を観察することが必要」と話す。
受賞した森山さんは「スポーツカーが好き。絵は幼稚園のころから描いていて、賞をもらってうれしい」、野崎ひまりさんは「将来は服飾系のデザイナーになりたい」と話していた。
同館では9月16日まで、入賞作品と入選作品271点の展示を行う。