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イオンモール水戸内原で地元高校生がコラボメニュー開発 パスタなど4商品

(左から)コラボ商品を持った豊原さん、鯉渕さん、大江さん

(左から)コラボ商品を持った豊原さん、鯉渕さん、大江さん

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 イオンモール水戸内原(水戸市内原)で現在、水戸商業高校(新荘)と共同開発をしたコラボメニューを期間限定提供している。

店に張り出された大判ポスターの前に並ぶ3人と徳井さん

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 コラボメニューを提供する店は、「おひつごはん四六時中」、「鎌倉パスタ」、「デザート王国」、「ラケル」の4店。

 水戸商業高校生徒は商品開発の授業を通して、「健康」をテーマにしたメニュー開発に取り組んだ。5月に飲食店の担当者から商品開発の方法について学んだ後、グループを組んでメニューを考案。56チームの中から書類選考で各店3チームずつ、計12チームが選ばれると、最終審査で同モールのメインコートで各店の担当者と一般観覧者を前にプレゼンテーションを行った。

 最終審査を経て、鎌倉パスタとのコラボレーションに選ばれたのは、情報ビジネス科3年生の豊原月那さん、鯉渕双葉さん、大江南実さんの3人。大江さんは「昨年の文化祭で先輩が商品開発した品物を販売していて、憧れていた。チームでメニュー決めや試作、プレゼン準備など一生懸命取り組んだので選んでもらえてうれしい」と話す。

 3人が考案したのは、「茨城県産青梗菜とたらこの豆乳クリームパスタ」。豊原さんは「テーマだった『健康』に沿うように、食品の栄養素についてたくさん調べた。疲労回復に効果のあるビタミンEが含まれたタラコや、美容にも効果のある豆乳を使うことにした。味のバランスを取るためにチーズを入れたところがポイント」と話す。鯉渕さんは「プライベートで鎌倉パスタによく行っていて、お気に入りの店だったのでコラボレーションができると聞いて驚いた。今回選ばれた案の他にもカレーソースのメニューも提出するなど、積極的に参加できた」と振り返る。

 鎌倉パスタスタッフの徳井春さんは「提供開始の直後から、幅広い客層のお客さまに注文をいただいている。私も試食したが、豆乳の味がチーズと組み合わせることで全体となじんでいておいしかった。期間中にまた食べたい」と話す。

 このほかの店で提供するコラボメニューは、茨城産の食材を多く使った「水戸商業高校おひつごはんれんこんと鶏炭火焼の甘たれ仕立て」(おひつごはん四六時中)、健康食品として人気のアサイーを使った「アサイーヨーグルトクレープ」(デザート王国)、野菜をたくさん使った「カラフル野菜カレーオムライス」(ラケル)。

 10月20日まで。

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