「県下中学校交歓笠間市駅伝大会」が1月19日、笠間芸術の森公園(笠間市笠間)でを開催された。主催は笠間市教育委員会。
1964(昭和39)年の東京オリンピック開催を記念して始まった同大会は今年で62回目。当日は中学1、2年生を対象に、茨城県内17校から男子21チーム、女子18チームの計39チームが参加。高低差のある「笠間芸術の森公園」内のコースを使い、男子14.3キロ、女子9.9キロの走行タイムを競った。
専門業社に依存しない運営方針の同大会では、笠間市職員を中心に市スポーツ協会や多くのボランティアスタッフが伴走やコース案内、タイム計測を担当。2023年に初めてふるさと納税に組み合わせたクラウドファンディングを行い、2024年も同様にふるさと納税サイトを使い支援者を募った。
男子の部は北茨城市立中郷中学校が49分13秒で4連覇、女子の部は筑西市立下館南中学校が36分17秒で3連覇を果たした。
笠間市内からは5校すべての公立中学校が出場した。表彰式では、小沼公道教育長から、「来年度は引き続き優勝校が回数を伸ばすのか、もしくは別の中学校がその連覇を阻止するのか今から楽しみ」との講評が寄せられた。