日本損害保険協会関東支部茨城損保会が11月15日、「第2回いばらきの地震・風水害に『備える』を考える日in水戸」を水戸市民会館グロービスホール(水戸市泉町)で開催する。
同イベントは、茨城県や水戸市と共催で行う防災・減災の啓発イベント。東日本大震災から15年、関東・東北豪雨による常総市の水害から10年の節目を迎える今年、地震や風水害への備えを楽しく学べる内容を用意する。
当日は、茨城県防災・危機管理課による「茨城県の防災行政について」、水戸市防災・危機管理課による「家庭でできる災害への備え」の自治体講座を行う。Dr.ナダレンジャーこと納口恭明さんによるサイエンスショー「本当は怖い災害をミニチュアで再現するサイエンスショー~茨城Ver.~」では、自然災害を身近に感じられる実験を披露する。
常総市出身の女芸人・赤プルさんは「赤プル流防災あるある講座~茨城編~」を行う。赤プルさんは2015(平成27)年の関東・東北豪雨で被災した経験から防災士の資格を取得し、市民目線での防災意識を伝える活動を行っている。
防災クイズ大会「楽しく防災を学ぼう!」では、クイズ正解者に防災グッズを用意。来場者全員に防災備蓄ボトルと長期保存用おしぼりも進呈する。司会は、いばらき大使でフリーアナウンサーの檜山沙耶さんが務める。
イベント広報担当者は「茨城県沖での地震発生確率は今後30年以内に80%程度とされ、水戸市は震度6弱以上の地震が発生する確率が全国の県庁所在地で最も高いとされている。子どもから大人まで楽しく防災・減災を学べる内容なので、家族や周りの方と一緒に防災について考える機会にしてほしい」と話す。
開催時間は14時~15時45分(受付開始=13時30分)。定員は200人(要事前申し込み、先着順)。参加無料。申し込みは11月5日まで、専用フォームで受け付ける。