池田木工(水戸市大工町)が3月20日~22日、展示会「和紙と建具展」第2弾を「笠間の家」(笠間市下市毛)で開催する。
池田木工は1947(昭和22)年に水戸市で建具店として創業し、和室建具を中心に展開。現在は池田友明さんが3代目社長を務め、木製建具や造り付け家具、店舗家具などのオーダーメード商品を製作している。
「雑貨と珈琲の店 たけうち」(水戸市泉町)で開催した展示会第1弾は、和紙専門店「紙のさと」(常陸大宮市舟生)の「西ノ内紙」を使った新作家具4点のほか、池田木工がこれまで手がけた製作事例をパネルで紹介した。新作家具について、池田社長は「西ノ内紙は丈夫でありながら、作品に柔らかさや温かみが加わる。これまでの家具とは違う一面を出すことができた」と話す。
池田木工にとって初めての展示会となった同展の企画を行ったのは、妻の池田真理さん。「これまでは依頼を受けて、要望を形にすることが多かったが、これからは店の個性を発信したり、人が集えたりする場所づくりをしていきたいと思った」と話す。和紙を使った作品作りも工芸が好きな真理さんの提案という。
西ノ内紙は茨城県の無形文化財に指定されている常陸大宮市の伝統産業。「紙のさと」では、原料となるコウゾの栽培から加工までを一貫して行っている。
池田さんは「これからも茨城県内の職人さんと手を組んで新しい魅力を持った商品を生み出していきたい。次の展示会に向けて新しい商品も作っているので、楽しみに足を運んでほしい」と話す。