JA水戸茨城町メロン部会が3月25日、城之内集荷所(茨城町城之内)で今季初となる青肉の「オトメメロン」を出荷した。
「おいしさ」「ときめく」「めぐりあい」がキャッチコピーの「オトメメロン」
JA水戸の関係者によると、同部会は約25年にわたり県内JAで最も早くメロンを出荷しているという。2000(平成12)年に誕生したオトメメロンは青肉のネット系で、黄緑色の果肉とさっぱりした甘さ、みずみずしさが特徴の春メロン。この日は、同部会メンバーでメロン生産者の相田幸夫さんが栽培したメロン計123ケースを品質検査して送り出した。
同部会長の金子孝広さんは「雨が少なかったが、メロンにとっては晴れて天候の良い日が続いた。今後はオトメと同時期に赤肉のレノン、アンデス、イバラキングの順に出荷し、5月下旬にピークを迎える」と話す。
JA水戸南部営農資材センター長の萩野谷直さんは「今季は12月から1月にかけて天候条件が良くじっくりとした生育となったが、2月から現在までは寒暖差の大きい気候条件が続き、管理作業が難しい中での栽培となっている。生育速度は平年より3~4日遅れているが、4月下旬以降果実が徐々に大きくなる見込み」と話す。
メロン生産者の相田さんは約8年前に会社員からメロン農家に転身。親から引き継ぎ、オトメメロンを専門に栽培している。同メロンは11月中旬ごろに苗を植え、毎年3月20日前後に出荷できるという。相田さんは「自分で栽培したメロンがお客さまの元に届くのがうれしい」と笑顔を見せる。
同部会に所属する生産者は現在35人で、作付面積は30.5ヘクタール。内訳はオトメが10.3ヘクタール、レノンが12ヘクタール、アンデスとイバラキングがそれぞれ1.3ヘクタール、茨城町発のブランド「ひぬまの恵み 愛ちゃんメロン」が5.6ヘクタール。
春メロンの販売は6月下旬ごろまで続く見込み。