茨城大学教育学部情報文化課程の「情報文化祭」が2月13日、茨城大学水戸キャンパス(水戸市文京2)で開かれる。
同文化祭は「地域活動」「情報文化広報」「子ども文化」「生活資源」「メディア批評」「映像工房」の6プロジェクトに取り組む学生たちが1年間の成果を展示、上映、上演、口頭発表を行う。
プロジェクトは学生たちが学年や選択コースの垣根を越えて、協力し合いながらもの作りやイベント企画、研究に主体的に取り組んでいるもので、地域社会と一体となったユニークな活動が注目される。
廃校を利用したイベントを企画した「地域活動」は水戸で活動するNPO団体への支援も展開。「情報文化広報」は雑誌、ウェブ、映像の3種類のメディア使って情報発信を行う。「子ども文化」では子どものころに好きだった事象を検証し、オリジナル作品なども公演。「生活資源」では生活に関わるものとして、家具、照明、インテリア小物、服、かばんなどの製作物を紹介する。「メディア批評」ではゲームやお土産、ローカルヒーロー、メディアミックスなどを批評。「映像工房」ではオリジナルシナリオによる劇映画や地元の良さを伝える番組、宣伝、アニメ、実験映像などを披露する。
教育学部情報文化課程の岩佐淳一主任は「高校生や社会人など多くの方に、学生たちの研究・創作活動を見てもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。