笠間焼最大の陶器市「陶炎祭(ひまつり)」が4月29日、笠間芸術の森公園で始まった。東日本大震災の影響で開催が危ぶまれたが、初日には約5万人が訪れた。
同祭は震災の影響で昨年より30ほど少ない195の窯元・作家が出店。個性あふれる笠間焼の作品展示販売や飲食提供が行われている。
今回は「がんばろう東日本!応援ブース」も開設し、風評被害を受けている県内の野菜・海産物の販売や被災した福島県相馬焼の販売も実施。ステージイベントは派手なパフォーマンスは自粛されたものの、チャリティー土面オークションなどが行われ、震災復興色の強い祭りとなっている。
入場料無料。駐車料金は300円。5月5日まで。