笠間の磯蔵酒造(笠間市稲田)で9月23日、「ちょっ蔵造酒を祝う会」が開かれた。日本最大級の大宴会で約1000人の左党が日本酒を酌み交わした。
当日は、酒蔵を開放した会場では酒造りを祝う「大縁会」やステージでのライブ、利き酒選手権、仕込み蔵の見学会や蔵主の磯貴太さん宅の離れを使った立川談四楼さんによる落語会などイベントが行われた。来場者にはひやおろし4合瓶と笠間焼きのぐい飲みが手渡され、日本酒に酔いしれた。
日本酒の銘柄「稲里」を製造する磯蔵酒造は毎年春に新酒を祝う会を開いていたが、東日本大震災の影響で蔵が被災。いまだにブルーシートが蔵の一部を覆う状況だ。しかし、酒造りを再開できる見通しとなり再開を願う日本酒好きの要望を受けて、祝う会を開催した。
JR水戸線の稲田駅も、この日ばかりは酔っぱらいで混雑するという名物飲み会。