水戸のギャラリーしのざき(水戸市泉町1、TEL029-353-6805)で現在、「小野博子の裂き織バッグと久留米絣(がすり)」展が開かれている。
同展では裂き織作家の小野博子さんの作るバッグや身の回りの小物、久留米絣の夏向けのワンピースなどを展示。作品は微妙な色合いが特徴で人気を集める。
小野さんは久留米市出身で東京芸術大学大学院形成デザイン専攻を終了後、本格的に染色や織りを学び、精力的に制作活動に取り組んでいる。
「裂き織は型崩れしにくく軽くて丈夫。久留米絣は夏涼しく冬は暖かい。私の生まれ故郷の久留米の織物を多くの人に知ってもらいたい」と小野さんは来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~19時。3月17日まで。