茨城交通(水戸市袴塚3)は6月15日、25年ぶりに運行開始当時のカラーリングを施した通称「赤バス」2台の運行を開始する。
戦後の交通統合後、昭和40年代に活躍した「赤バス」は車掌の乗務していたツーマンから現在のワンマンバスへの移行に伴い姿を消していた。今回、当時の塗装図面が発見され、塗料番号なども分かり、当時のデザインとカラーを復刻することができた。
同社整備課は「バスはノンステップの形態に変わってしまっているが、当時の姿を復刻できた。多くの県民に親しまれたバスの姿を楽しんでほしい」と話す。
赤バスは15日にケーズデンキスタジアムで行われるJ2「水戸ホーリーホック対ガンバ大阪」戦のシャトルバスとしてお目見え。その後、水戸市内を中心に運行される予定。