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水戸・好文亭で月釜 梅干しそっくりの和菓子と茶の湯を楽しむ

由緒ある広間で気軽に楽しめる茶会

由緒ある広間で気軽に楽しめる茶会

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 水戸観光協会と茶の湯ボランティア「拙誠会(せっせいかい)」が毎月、好文亭(水戸市常磐町)で「月釜」を開催している。

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 偕楽園眼下に広がる千波湖、四季折々の美しい風景が楽しめる好文亭という由緒ある広間を会場に、「敷居が高いイメージのお茶を気軽に楽しめる」と、これまでに延べ約2万6000人が参加している。

 運営するのは、表千家・裏千家・江戸千家・遠州・石州と煎茶東阿部流の各流派の同好でつくる「拙誠会」。偕楽園内と好文亭で遠来の観光客を茶の湯や煎茶でもてなすとともに、水戸市・茨城県の観光イメージ向上を図ろうと2005年に発足。ほぼ1カ月に1回開いている。

 月釜では和菓子にもこだわり、市内の和菓子店から「水戸の梅」「光國饅頭」など、水戸・偕楽園にゆかりのあるものを提供している。参加者は、県内だけでなく、海外旅行者や観光客、近隣の茶人も見られるという。

 次回11月6日は「表千家」による月釜。今月の和菓子は、梅干しそっくりに仕上げられた五條製菓の「水戸梅小町(みとうめこまち)」。開催時間は10時~15時。席料は無料(好文亭入館料別)。1日を通して9~10席で、1席に20~25人ほど(先着順)。

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