笠間市内に4月8日、古い酒蔵を改装したカフェ「庭Cafe Kula(にわカフェクラ)」(笠間市笠間)がオープンする。
店主は、2010年から同市内で居酒屋「門前酒場」を営む富田將人(まさと)さん。幕末に建てられ、150年以上の歴史ある酒蔵の趣を残すことにこだわったという。魅力の一つとなる庭園は、京都で修業を積んだ職人が手掛けたもので、ライトアップによって昼夜で雰囲気が大きく変わる。
1階では、カフェとしてランチ、スイーツドリンクを提供。看板メニューは、デザートをさまざまな作家の笠間焼の器で提供する「松花ドルチェ」。そのほか、キッシュやテリーヌなどをワンプレートで提供する「箱庭プレート」(1,300円)、隣接する岡井商店の野菜をふんだんに使った「サラダプレート」(1,000円)、茨城県産の小麦粉を使った「生パスタプレート」(1,200円)、県内初の取り扱いとなる京都北山のサーカスコーヒーなどを用意する。2階には、ギャラリーなど多目的スペースを設ける。
富田さんは「地元の人にとって誇りになり、観光客にとっては旅の目的になるような場所にしたい」と意気込む。
営業時間は11時~16時(5月からは22時まで)。月曜定休。