水戸市のM―SPO(水戸市南町3)で3月3日、ラクロス部の大学3年生を対象にした就活イベント「ラクロス部で培った力は社会で生きるのか」が開催された。
就職活動を行う大学生に企業での仕事とラクロス部での活動の共通点を見つけてほしいとアーストラベル水戸、LACROSSEPLUS(ラクロスプラス)が主催。ラクロス経験者である小野瀬自動車の小野瀬征也社長が自身の経験を元に講演を行ったほか、県内の企業6社の経営者や人事担当者が、参加者の疑問や不安に答えるマンツーマン面接でアドバイスを行った。
県内から参加した大学生の藤井千紘さんは「就活を始めたが、自分がやりたいことは何か、職種を絞った方がいいのかなど分からないことが多かった」と、これまでの悩みを明かし、「このイベントに参加して、幼少期からの自己分析をすることで自分のやりたいこと、好きなことで挑戦していけばいいのだと知ることができた。将来はラクロスで培ってきたチームワークを生かせるような仕事をしたい」と笑顔を見せる。
アーストラベル水戸の尾崎さんは「組織で動くラクロスでの経験は、社会に出てからにも生かせる」と話し、LACROSSEPLUSの小野寺さんは「今日のイベントで得た気付きを何か一つでも持ち帰ってもらえたら」と期待を込める。