水戸駅南口の水戸オーパ（水戸市宮町1）に3月15日、アニマルカフェ「Moff animal cafe（モフアニマルカフェ）」がオープンした。

楽しく遊ぶ猫の姿が見えるガラス張りの外観

　2013年12月設立で、動物カフェを中心に県内外に12店舗を展開するモフ。県内では、イーアスつくば店に続く2店舗目となる。「触れ合い体験ができる動物園」をコンセプトに、動物との触れ合い、おやつ体験などで普段は見られない姿なども間近で楽しめる癒やしの空間を提供している。入場料は中学生以上1,000円で、時間無制限。ドリンクバー（200円）の用意もある。店内には、現在20匹程度の猫、ハリネズミ、ミーアキャット、爬虫（はちゅう）類など約35匹（ヒヨコは除く）がおり、徐々に種類や数を増やしていく予定だという。

　矢口宗平社長は「動物園やペットショップと違い、現体験できるのが魅力の一つ。デジタル化が進む中、本物に触れることがお子さんの貴重な経験や効果となるはず」と話し、店長で飼育員も務める藪崎一也さんは「自分も動物が好きでこの職に就いた」と振り返り、「この場所をきっかけに動物を好きになってもらったり、学生さんがフラッと立ち寄れたりする癒やしの空間になれば」と期待を込める。

　初日はオープン前から行列ができるほどの盛況ぶりで、ひたちなか市と小美玉市から来たという大学生の田崎菜緒さんと関田彩花さんは「とにかく癒やされる」「どの子も人懐っこくてかわいい」と笑顔を見せていた。

　営業時間は10時30分～20時（19時最終入場）。入園料は、中学生以上＝1,000円、学生＝900円、4歳以上＝600円、3歳以下無料。