
ひたちなかの黒澤醤油(しょうゆ)店(ひたちなか市馬渡)が4月13日、しょうゆを使ったアイスクリーム3品を発売した。
1905(明治38)年創業の同店。4代目の黒澤仁一(じんいち)さんが「消費量が減少するしょうゆを使って、若い世代に興味を持ってもらえる商品開発をしよう」と着想。伝統あるしょうゆをベースにした「焼き肉のたれ」や「万能つゆ」「たまご専用じょうゆ」などの加工品、しょうゆスイーツといった商品開発に力を注いでいる。
既に販売中の「しょうゆソフトクリーム」を持ち帰りたいという客の声に応えるため、ソフトクリームの味わいや食感にこだわりカップでも楽しめるよう試行錯誤。半年かけ、ようやく完成にこぎ着けた。「ソフトクリームと同じ配合では味わいがこんなに違ってしまうのかと感じた。何度も試作を繰り返し味を追求した」と振り返る黒澤さん。
新メニューは、甘味を抑えコクと後味にうま味が来るという「しょうゆアイスクリーム」、レアチーズのような味わいの「ぽん酢醤油アイスクリーム」、濃厚でコクのある「甘酒醤油アイスクリーム」(以上350円)の3品。全国配送も行う。
黒澤さんは「商品開発のこだわりは、初代が作り上げた「仁右衛門」じょうゆを使い、自分が納得するまで味づくりをすること。味の感動やおいしさを伝えるため、データではなく自分の舌『ベロメーター』が頼り」と笑顔を見せる。
営業時間は9時~18時。日曜定休。