第49回を迎える「水戸黄門まつり」が8月7日、水戸市内で始まった。同祭は、戦前から行われていた商店会の夏の「七夕まつり」と秋の「広告祭」を元にスタートした商業都市・水戸を象徴する祭り。花火大会、山車フェスティバル、神輿、水戸黄門パレード、市民カーニバルなどのイベントが3日間にわたって盛大に行われる。
本年は水戸市が市制施行120周年・水戸藩開藩400年記念の年にあたり、水戸市本町のエコス駐車場で下市地区パレードの出発式が行われた。「水戸黄門パレード」では、 加藤浩一市長が黄門役に扮したほか、TBS系ドラマ「水戸黄門」に出演中の俳優、原田龍二さん、合田雅吏さん、由美かおるさん、内藤剛志さん、林家三平さんが山車に乗ってパレードに参加、 手を振りながら見物人の声に応えていた。
9日には約10基の神輿が市内を練り歩く神輿連合渡御や山車巡行や水戸芸術館広場で吹奏楽、ダンス、ジャズバンドなどが出演する「サマードリームミュージック」、消防のはしご車体験,夏休み課題教室や輪投げ,昔あそびなどいろいろなイベントが楽しめる「サマードリームフェスタ」など市民参加型のイベントが市内各所で開催される。