
東京大学史料編纂所は、明治維新までの史料(古文書・記録など)を研究する機関です。当館と初の共催となる本展では、「島津家文書」(国宝)や「羽柴秀吉起請文」(初公開)などの所蔵史料の展示に加え、その仕事や役割について、最近の新たな動きも交えて紹介します。
<出陳リスト等詳細は茨城県立歴史館ホームページで>
みどころ1.
未公開史料および国宝8点・重要文化財10点を含む貴重史料が一堂に集結!
本展は、当館と東京大学史料編纂所による初の共催展示です。同所が外部機関と共催展示を行うのは平成13年(2001年)に東京国立博物館と開催して以来、じつに四半世紀ぶりになります。
同所が所蔵する「島津家文書」(国宝)や「実隆公記」「言継卿記」(重要文化財)などをはじめとする貴重史料が多く展示されるとともに、先頃新発見史料として大きな話題となった「羽柴秀吉起請文」や、「織田信長自筆書状」など初めて展示される史料も多くあり、全国的にも注目されている展覧会です。

羽柴秀吉起請文(東京大学史料編纂所蔵)<初公開>

倭寇図巻 (東京大学史料編纂所蔵)
みどころ2.
伝統的な修復・復元の技術と最新のデジタル技術の競演
本展の第3章「史料学協創センターの新しいこころみ」では、史料編纂所の技術職員による修復・模写の技術と、最新のデジタル技術を駆使した史料の再現方法を紹介します。
熟練の技術職員によって忠実に模写・影写された作品を原本史料と合わせて展示することで、その精緻な技術を紹介します。また、東大空間情報科学研究センター(CSIS)や株式会社ワコムによる最新のデジタル技術と史料学との融合の一端を紹介し、新設された史料学協創センターが目指す新しい史料学について展望します。
みどころ3.
講演会・ワークショップなど関連イベントが充実!
本展は、関連イベントも充実したラインナップになっています。史料編纂所の先生方による連続講演をはじめ、今後の歴史学を担う若い世代を対象とした古文書講座、史料の影写・模写、和綴本の作成体験のワークショップなど、盛りだくさんな内容となっております。同所員による展示解説も計3回予定されています。申込方法などの詳細につきましては当館HPでご確認ください。
第1章 史料編纂所の至宝
東京大学史料編纂所所蔵の国宝・重要文化財をはじめとする重要史料を紹介します。源頼朝や源実朝、足利尊氏といった鎌倉幕府・室町幕府の将軍や、今川義元・上杉謙信・北条氏政・豊臣秀吉・徳川家康ら戦国大名の書状が一堂に展示されるまたとない機会です。
なお、秀吉が本能寺の変の直後に出した「羽柴秀吉起請文」をはじめ、全国初公開となる史料が多く含まれている点も本章の注目ポイントです。また、古文書のみならず「倭寇図巻」や「たはらかさね耕作絵巻」など教科書に頻出する絵画史料も合わせて展示されますので、学生・生徒の皆さんも是非ご覧ください。

豊臣氏五大老連署状(島津家文書のうち)国宝(東大史料編纂所蔵)

たはらかさね耕作絵巻 (東京大学史料編纂所蔵)
第2章 茨城ゆかりの史料
「東鑑」や「実隆公記」などに、本県に関する記事が含まれていることは意外と知られておりません。本章では、茨城にゆかりの史料を数多く紹介していきます。また、史料編纂所が本県で資料調査を行い、影写本などを作成してきたことが分かるように、史料と影写本などを対比的に展示して同所の役割を紹介します。

東鑑 (東京大学史料編纂所蔵) <国宝>

実隆公記 (東京大学史料編纂所蔵)<重要文化財>
第3章 史料学協創センターの新しいこころみ
これまで史料編纂所が担ってきた史料の修復・復元などの役割・業務について、復元模写作品や修復作業などに用いられる道具の展示を通して紹介します。また、今年度新たに設けられた史料学協創センターが今後担う役割について、デジタル技術の紹介などを通じて展望します。

洛中洛外図屏風 左隻(復元模写) (東京大学史料編纂所蔵) ※左隻は前期のみ展示

織田信長自筆書状 (東京大学史料編纂所蔵) <初公開>
全3回連続講演
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連続講演1.「史料を集めてつなげる-実隆公記・言継卿記を手がかりに-」
日時:2月11日(水・祝)14:00~15:30
講師:末柄豊氏(東京大学史料編纂所教授・史料学協創センター長)
会場:当館講堂
定員:150名(事前申込制)要入館券
詳細・申込はこちら☆☆10月28日より受付中☆☆
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連続講演2.「常陸が天下をゆるがし信長をうごかす-絹衣相論と史料編纂所所蔵史料-」
日時:2月22日(日)14:00~15:30
講師:金子拓氏(東京大学史料編纂所教授)
会場:当館講堂
定員:150名(事前申込制)要入館券
詳細・申込はこちら☆☆10月28日より受付中☆☆
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連続講演3.「『倭寇図巻』を読む」
日時:3月7日(土)14:00~15:30
講師:須田牧子氏(東京大学史料編纂所准教授)
会場:当館講堂
定員:150名(事前申込制)要入館券
詳細・申込はこちら☆☆10月28日より受付中☆☆
全2回ワークショップ
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ワークショップ1.「和綴本の作成を体験するワークショップ」
日時:2月23日(月・祝)10:30~12:00、13:30~15:00
講師:高島晶彦氏(東京大学史料編纂所技術専門職員)
山口悟史氏(東京大学史料編纂所技術専門職員)
会場:当館講堂
内容:和紙史料の修理技術の紹介および和書の綴じ方の実践
定員:20名(事前申込制)、午前の部・午後の部それぞれ10名ずつ
対象:中学生・高校生(保護者の参加可)
詳細はこちら1月14日(水)9:30より申込受付開始
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ワークショップ2.「歴史史料の影写・模写を体験するワークショップ」
日時:3月14日(土)13:30~15:00
講師:宮崎肇氏(東京大学史料編纂所特任研究員)
村岡ゆかり氏(東京大学史料編纂所特任専門員)
会場:当館講堂
内容:影写:織田信長自筆の手紙を写してみよう
模写:昔の人はどうやって絵を写したんだろう?-絵の模写をやってみよう!-
定員:20名(事前申込制)
対象:中学生・高校生(保護者の参加可)
詳細はこちら1月14日(水)9:30より申込受付開始
はじめての古文書体験講座
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関連講座「はじめての古文書体験講座」
日時:2月15日(日)13:30~15:00
講師:畑山周平氏(東京大学史料編纂所助教)
会場:当館講堂
定員:20名(事前申込制)小学4年生~高校生(保護者の参加可)
詳細はこちら受付を終了しました
展示解説
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展示解説
日時:2月11日(水・祝) 2月22日(日) 3月7日(土)各回とも10:30~
講師:当館展示担当者および東大史料編纂所員
会場:第3展示室 ※要入館券、申込不要
企画展 (アーカイブズ展)「史料を集め、伝え、そして編む-東京大学史料編纂所の過去と現在-」
<会 期 > 令和8年2月7日(土)~3月22日(日)
〈前期〉 2月7日(土)~3月1日 (日)
〈後期〉 3月3日(火)~3月22日(日)※展示替えあり
<休 館 日> 2月9日、2月16日、3月9日、3月16日
※3月2日(月)は開館しますが、本企画展は展示替えのためご覧になれません。
<開 館 時 間> 9:30~17:00(入館は16:30まで)
<場 所> 茨城県立歴史館(茨城県水戸市緑町2-1-15)
< 入 館 料 > 一般 390円/満70歳以上200円(170円)
※( )内は20名以上団体料金
< 入館無料 > 高校生以下、身体障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名入館無料
満70歳以上無料入館2/26(木)
< 問合せ先 > 茨城県立歴史館 TEL 029(225)4425 FAX 029(228)4277
< 主 催> 茨城県立歴史館、東京大学史料編纂所
<特 別 協 力> 株式会社ワコム
東京大学空間情報科学研究センター・デジタル空間社会連携研究機構
【JR水戸駅までのアクセス】
<電車をご利用の場合の所要時間>
JR東京駅からの所要時間は特急で約1時間です。JR宇都宮駅からは約2時間、JRいわき駅から特急で約1時間です。 ※詳細は、JR東日本でご確認ください。
<高速バスをご利用の場合の所要時間>
JR東京駅八重洲南口から約2時間、茨城空港から約40分です。
【JR水戸駅からのアクセス】
<タクシーをご利用の場合> 水戸駅北口から約10分です。
<バスをご利用の場合>
水戸駅北口4番バスのりばから「桜川西団地」行きなど偕楽園方面行き乗車約10分、「歴史館偕楽園入口」降車、徒歩2分ほどで到着します。 ※詳細は、茨城交通でご確認ください。
【高速道路インターチェンジ・水戸駅から】
常磐自動車道「水戸IC」から約7km、15分です。
常磐自動車道「水戸北スマートIC」から5km、13分です。
JR常磐線水戸駅(北口)から約3km、7分です。
【駐車場】
敷地内に駐車場を併設しております。本館まで徒歩5分程度です。 導線、および係員の誘導に従ってご利用ください。(大型バス13台 普通車124台 身障者用3台 駐車可) ※駐車場内での盗難や、利用者同士のトラブル等について当館は一切責任を負えませんので予めご了承下さい。